2004年10月10日

神様のステージ。

ジョアンの来日まさかこんな心地よい贅沢な時間を過ごせる時がくるとは・・・
今日はボサノヴァの神様・ジョアンジルベルトの来日コンサート@東京国際フォーラムへ。

73歳のおじいちゃんが、大きなステージの真中にちょこんと座って、ギターを弾く。
それを、5000人もの人々が見守っている。知らない人がみたらなにごとかと思う、ちょっと不思議な光景かもしれません。


はじめて生で聴くジョアンの演奏は、ちょっと語弊があるかもしれないけど、CDでいつも聴いている演奏とまったく同じものでした。
実際にはギターの演奏も歌い方も、アドリブをいれながら自由に楽しみながら演じているのだけど、それ以上に声の質や演奏のレベルが、レコードを収録したときとなんら衰えることがないということに感動したのです。
今から20年も30年も前に収録したときと変わらない声、そしてギター。
そして、いつもCDを通して聴こえてくる歌とまったく同じように、しかし目の前でささやくように聴こえてきます。
しっかり最後の方にはおなじみの「おいしい水」や「イパネマの娘」も演奏してくれて、観客を楽しませことも忘れていません。

ジョアンのステージは音楽以外の派手な演出もなければ、MCや曲の紹介さえも何にもなかったけれど、終わったあとの至福感は他に代えようがないものでした。


そういえば途中、ものすごい拍手が鳴り止まなくてなってしまう光景も・・・。
これもそうそうあることではないと思います。
おそらく、ジョアンは拍手が止むのを待っていたのだろうけど、
なかなか拍手は止まず、慌ててスタッフが「次の曲が始まりません。止めてください」って言って回ったほど。

ジョアンは、静かに自分の音楽に耳を傾けてくれる日本でのステージが気に入った、という話を聞いたことがあります。

次があるのかはわからないけど、もし生涯のうちに機会があればあの奇跡をもう一度、じっくりと味わってみたいなあと思います。
願わくば、窮屈なホールなんかではなく、海の見える静かなところで、コーヒーでも飲みながら。


posted by コバ at 00:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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